お兄様夫婦からのご相談
ご兄弟で共同で所有されている築数十年の自宅兼アパートを売却したいとお兄さん夫婦からのご相談でした。
立地がよく敷地面積もゆったりしています。
そのまま改装して自宅兼アパートとしての利用以外にも、注文住宅用地など様々なニーズが見込る不動産です。
売却で得た資金で高齢者施設への入所をお考えとの事でお話を順にうかがっていきます。
聞けば土地を相談者のお兄さんが所有しており、建物は弟さんが所有しているようです。
そのまま売り出すか解体してから売り出すか、それぞれのメリットデメリットなどを意見交換を交えながらご説明させていただきます。
ここまでは特に問題のない案件のように思っていました。
しかしお兄さんの口から衝撃の発言が
弟とは数十年間会っていない
何十年も疎遠で連絡先が分からず、
・どこに住んでいるのか
・結婚して子供がいるのか
など何もかもが不明。
これは一筋縄では行かないかもしれません。
お兄様や司法書士さんの協力も仰ぎながら、時間は掛かるかもしれませんが弟さんの足取りを追っていくことになりそうです。
不動産取引は本当に色々な事が起こります。
同じ取引は一つとしてなく、毎回学びがあり飽きません。