質を取るかスピードを取るか問題

業務によって頭を切り替える

身も蓋もない話をするとどちらも100%で常に動ければ理想的ですが、業務内容によって優先する方を取捨選択していかねばなりません。
スピード優先の業務としては
【売却編】
・はじめて売却相談をいただいたとき⇒スピード優先
複数社の候補にお問い合わせをされているという前提で動きます。
・販売中の売却物件へのお問い合わせ⇒スピード優先
せっかくの貴重なお問い合わせ。レスポンスが悪いと機会損失が甚大です。

【購入編】
購入申し込み⇒スピード最優先
お客様が購入されたい不動産が見つかった場合、他の検討者に取られないように一秒でも速く!
住宅ローンの事前審査の承認や申込書の途中までの記入などの事前準備も重要です。
話題から少し逸れますが、物件のご案内だけに注力するのではただの案内係になってしまいます。
資金計画からはじまり、お申込みからお引き渡しまでの全体の流れなども十分に説明をしておきます。
いざ購入物件が決まると、早々に売買契約などのイベントが迫ってきて一気に慌ただしくなります。
寝耳に水だと「こんなはずでは・・・」とご迷惑をお掛けしてしまいます。

クオリティを優先すべき業務

【不動産の調査】
役所やご近所さんとの調整が必要なことなどが多く、内容によっては数ヶ月掛かることもあります。
ひとつの小さなミスが大きなトラブルに発展することもありえますのでまったく気が抜けません。
とても繊細で慎重な対応が求められます。

【物件情報の広告掲載】
せっかくお任せいただいたのですからすぐにでも広告掲載を開始したいところです。
しかしスピード重視かと思いきや、急がば回れで質重視派です。
天気の悪い日の外観写真や暗い室内、眺望写真を掲載するのは論外
水平ではない傾いた写真や、浴室や洗面台の鏡に自分が写りこんでいる写真なども論外
コメント欄や説明文などもしっかりと時間を掛けて文字数上限まで丁寧に入力していきます。
お任せいただいた不動産をベストコンディションで世に出す。
そのためには、広告掲載は一にクオリティ、二にクオリティと考えて気合を入れて取り組んでいます。

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